今日は妊娠の脈についてです。
東洋医学では『妊娠の脈』というものがあります。妊娠にいたっているかを、昔は脈だけで判断していました。
現在の医学から考えると異様な感じですよね。
エコーや妊娠検査薬を使わずに、脈を触るだけです。
私が東洋医学って面白いなと思ったきっかけでもある現象です。( ´∀` )
東洋医学には四診法という言葉があります。
望診・聞診・問診・切診
この4つの方法で患者様のお体の状態を診察し、治療します。
望診:視覚を通して病態を診察する。
聞診:聴覚、嗅覚を通して病態を診察する。
問診:問いかけと対応により病態を診察する。
切診:指や手の触覚を通じて病態を診察する。
このなかの切診では脈をみる脈診というものがあります。
脈診とは指で患者様の手首の脈を触り、強弱や数で状態を判断するものです。
『妊娠の脈』とは?
写真の赤マークは『神門』というツボです。
脈は通常手首の親指側に拍動を感じますが、妊娠にいたると、手首の小指側の『神門』に拍動を感じることがあります。
普段は筋肉に覆われていて触れにくいのですが、妊娠すると母親が子供に血液を送る分の血流量が増え、脈を触れやすくなります。
触れてみると「お盆の上で珠を転がす」ような感じで、おおよそ11週目まで触れることができます。
これを妊娠の脈『滑脈』といいます。
ダイエットプロフェショナルアドバイザー
はり師・きゅう師
東京鍼灸 烏森通り TokyoHarikyu Karasumoroi
院長 鈴木 貴大
東京鍼灸 烏森通り TokyoHarikyu Karasumori
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