妊活での正しい体の温め方


本日は『冬至』


一年のうちで最も昼の時間が短い日です。


今日は、体の正しい温め方についてです。


体の冷えは、タイプごとに分けますと3種類あります。

それぞれの温め方が違い、タイプに応じた適切な対応で血流促進効果が大きく変わってきます。


タイプ①


手先・足先の末端が冷えてしまうタイプ


タイプ②


腰から下の下半身が特に冷えるタイプ


タイプ③


お身体全体が冷えているタイプ



このように分かれます。


タイプ①の手先・足先の末端が冷えてしまうタイプ

よく言う末端冷え性です。生理不順や生理痛、産婦人科系の症状をお持ちの方に多く見られます。手先、足先がジンジンと冷える感じです。

この原因ですが、お身体が血液を末端まで運ぶ力が弱まっている事が考えられます。


対処法として

5本指靴下をはく

手足の水かきの部分(指と指の間の皮のとこと)をよくマッサージする。

食養としてはベニバナやサフランが良いです。

ベニバナは主に紅茶などに

サフランは魚介料理の香りづけで使用します。

瘀血(悪い血)を体の外へ排出し、末端までの循環を助けてくれる働きがあります。


タイプ②の腰から下の下半身が特に冷えるタイプ

消化器系の弱さから内臓が冷えてしまっています。内臓で造り出した血液がすでに温度が低い状態になっています。

このタイプの方は胃腸が弱く下痢の方が多くいらっしゃいます。

栄養があるものを食べても、しっかり吸収できていないようですね。


対処法として

お腹をよく温めます。温め方としては、ホッカイロを下腹部と仙骨(お尻の真ん中の骨のあたり)に貼ります。

(ホッカイロを貼る位置)おへその下くらい。

(ホッカイロを貼る位置)お尻の真ん中の仙骨のところ。


注意点としては、あまり長い時間貼り続けないことです。

お腹の部分は長くても1時間程度

お尻の真ん中の仙骨は2時間程度にしましょう。

低温やけどをしてしまう場合もありますし、また卵子はデリケートですので、温めすぎもよくありません。


食養として大根・人参・生姜・山椒などが良いです。

根菜類は「土」の性質があるため胃腸の働きを整え、体を温めることに繋がります。

私自身も胃腸が弱く、冷蔵庫の中には高麗人参の焼酎漬けがあります。お腹の調子が悪い時、寝る前に飲みます。効果抜群で朝目覚める時、お腹の暖かさで目が覚めます。


根菜類の調理法の勧めは、よく煮ること。煮れば煮るほど食べ物に「熱」が入り体を温める特性が強くなります。

寒い日におでんが食べたくなる訳です。


タイプ③のお身体全体が冷えているタイプ


自律神経の乱れと水分代謝異常が考えられます。

自律神経は血管をコントロールし「寒い時に熱を保温する」「寒い時に熱を発散」するといった働きをしています。

これがうまくいかないと、寒いのに熱を発散してしまうことがあります。

ですので、「手足を触ると火照っていて、暖かいのに全身は寒い」というあべこべ状態になっていることが多いです。

また、トイレが近かったりと体の中に余分な水分がたまっています。


対処法として

体をよくタオルで擦ることです。シルクのタオルがあればベストですが、無ければ普通のハンドタオルでいいのでお腹の周りや背中を擦ります。

毎日続けると、血管が刺激され自律神経の強化に繋がります。

食養としては山芋がいいです。

水分代謝を助けてくれるので、水分バランスが整い冷えに効果的です。

美味しそうですね!田舎の頃はじいちゃんがよく山から取ってきてくれてよく食卓に並んでいました。東京だとなかなかありつけませんね( ´∀`)


いかがでしたでしょうか?

是非とも参考にしてください。ただ食養や対処法はしっかりと続けていかないと効果が見えにくいものですので3ヶ月は計画的に続けることをお勧めいたします。



ダイエットプロフェショナルアドバイザー

はり師・きゅう師

東京鍼灸 烏森通り TokyoHarikyu Karasumori

院長 鈴木 貴大

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東京鍼灸 TokyoHarikyu 鈴木のブログ

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