大杉漣さんの訃報には驚きを隠せません。
ご冥福をお祈り致します。
あれだけの大物俳優さんが突然亡くなるというのは、なかなか受け入れ難いですね。シン・ゴジラ面白かったな〜
さて、頭痛の話題に入ります。
一言に頭痛といっても、いくつかの種類に分かれます。
まずは分かりやすい分類から
1、頭の後ろから、首の付け根が引っ張られている感じで、重さやだるさがある
2、頭に輪っかをはめられたように、締め付けられている感じ
3、片方だけor全体がヅキヅキと脈打つように痛む
一般的に多い頭痛はこのような症状です。
他にも、バットで殴られたような痛みがあったり、目がえぐられる様な痛みが出るものもありますが、その際はすぐ病院にかかりましょう。
1、頭の後ろから、首の付け根が引っ張られている感じで、重さやだるさがある
解説
長い時間のPC作業や、下を向いている時間が長い方に多い症状です。
首の後ろや、前の筋肉の柔軟性が少なくなっている可能性があり、症状を引き起こしている場合があります。特に、首と頭蓋骨を繋いでいる筋肉がポイントで、その筋肉へのアプローチにより症状の緩和が期待できます。
自宅でできる対策
首周りのストレッチ
その1
首の後ろのストレッチ
赤丸の部分を伸ばすストレッチですので、赤丸をが伸びている意識をして伸ばしましょう。
その2
首の横を伸ばすストレッチ
斜め下を向いて、手で引っ張ります。
首から肩甲骨の上の部分まで、伸びている感じがするはずです。
その3
マクラ寝るだけストレッチ
まずはバスタオルをこの様に丸めます。
この様に首の後ろに当てます。
写真は起きていますが、写真の様な状態で、仰向けて寝てみましょう。
頭の重さで、首の付け根がストレッチされとても気持ちが良いです。
ストレートネックの方にとてもおすすめです。
2、頭に輪っかをはめられたように、締め付けられている感じ
解説
頭の頭皮が硬く、さらに猫背の方に多くみられる症状です。こめかみから耳の上の辺りにある、筋肉の膜が頭痛の症状を引き起こしています。
膜は、背中まで繋がっていますので、猫背の様な悪い姿勢でも、膜の引きつりを起こしてしまい、より症状が悪化します。
自宅で出来る対策
その1
頭のこめかみから、耳の上の辺りを手でマッサージしましょう。
ゆっくり円を描く様うにマッサージします。
マッサージの際の注意点として、指の腹を使いましょう。
爪で頭皮を傷つけることは避けましょう。
その2
良い姿勢を作る
手を組みバンザイをします。
その際に、耳より腕が後ろに来る様にしましょう!!
ゆっくり横から手を下ろすと、耳の位置と肩の位置が垂直になります。
その状態が良い姿勢です。
疲れて、猫背になってきたらこの方法で、随時良い姿勢を作ることをおすすめします。
3、方々だけor全体がヅキヅキと脈打つように痛む
解説
まずなぜ脈打つのか?ですが、これは、自律神経やむくみ、の問題である場合が多いです。
脈打つ状態とは、血管が拍動していることです。もちろん、頭の中は血液が流れていますので、常に拍動しています。しかし、むくみ(二日酔いなども含む)があると、余分な水分がお体に溜まっていて、組織が膨張します。すると、パンパンの風船にさらに空気を入れた状態になり余裕がなくなります。通常の血管の拍動でもパンパンの組織が敏感に感じてしまい、ズキンズキンと不快感を感じます。
また、自律神経は血管の伸び縮みをコントロールしています。血管が開きすぎていると、拍動で、頭を圧迫しズキンズキンと不快感を感じることがあります。
自宅で出来る対策
体を温めて、頭を冷やしましょう!!
頭寒足熱という言葉が古くからございます。
お体は、年齢とともに足が寒く頭が熱い状態になっていくことが多くあります。
体の巡りが滞っている表れです。昔からの対策として、『足が寒く頭が熱いの真逆』
足を温めて、頭を冷ます。という健康法があります。
そうすることにより、体の巡りが改善され、不調が整うといわれています。
その2
お風呂で、足先に暖かい水と冷たい水を交互に5回ずつシャワーでかけます。交互浴と言います。
お体の中で唯一、自律神経に直接作用させられる部位が足の指です。その部位を交互浴することで、自立神経が活発になることが期待できます。
いかがでしたでしょうか?頭痛にも種類がありそれぞれの対策の違いについてお判りいただけましたでしょうか。自宅でのセルフケアと、定期的に鍼灸治療をうけることで、お体の状態を良い方向にステップアップすることができます。
ぜひHPに遊びにいらしてください!!
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